ついにガンダムシリーズに歴史的転換が訪れた。サンディエゴ・コミコンにて、バンダイナムコが新作アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』を発表。2027年の放送が決定した。本作の監督・脚本を務めるのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で高い評価を得た神山健治氏だ。
本プロジェクトは単なるアニメシリーズにとどまらない。中核をなす「RGプロジェクト」は、複数のメディア作品が同一のタイムラインを共有し、世代を超えて展開するマルチメディアユニバースである。先日発表されたゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』もこのプロジェクトの一環であり、アニメの約100年後の同一宇宙を描く。
終末の脅威とガンダムZEROの起源
物語の舞台は、従来のユニバーサルセンチュリーとは異なる、まったく新しい時間軸。ある銀河間存在が人類に重力制御や光速超えの通信といった革新的技術を授けるところから始まる。しかし、その存在は10年も経たないうちに崩壊し、「黙示録」と呼ばれる敵対的な生態系を生み出してしまう。
地球軌道上での3ヶ月にわたる激戦の末、人類は地球を失い、宇宙と月での生活を余儀なくされる。主人公のレイ・アズミは、大塚剛央が声を務める戦争孤児。月面で目覚めた彼は、黙示録に対抗するために開発された実験機・ガンダムZEROのパイロットとなる。

監督の構想と舞台裏
神山健治監督は、旧来の因習にとらわれることなく、ガンダムをゼロから再構築するという挑戦に臨んだと明かした。従来の勢力対立や戦争の枠組みから解き放たれ、監督はガンダムの魅力の本質を追求し、まったく新しい体験を創造しようとしている。
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